ご依頼内容
同じものが入手困難のためワンオフ部品として製作
お客様から、ロードバイクLOOK用のディレーラーハンガーのお問合せをいただきました。この部品も現在は同じモノが入手困難という事で、ワンオフ部品として製作されるご決断に至ったそうです。メール等でだいたいの縦、横、厚さ寸法と、形状を教えていただき、アルミ切削加工で製作可能と判断し、御見積金額をご納得いただき、製作をスタートしました。
写真ギャラリー
制作内容
現状部品をお預かりして製作
現状部品をお預かりし、採寸後、作成した3Dモデルと図面のご承認をいただき、CAMデータ作成、切削加工、アルマイト処理の順で製作しました。
ロードバイク用ディレーラーハンガーとは、リヤディレーラ―(※1)をフレームに固定する際、その間に入れて固定する部品です。(※1リヤディレーラーとは、後ろ側の変速を行う複雑で精密な構造の部品ですが、ロードバイクが倒れた際など、まず最初に地面にぶつかる位置にあります。)
ディレーラ―ハンガーは、ロードバイクが倒れた際、それ自身が曲る事で、フレームとリヤディレーラーのダメージを最小限に抑えるような役割も担います。その構造上、何回も曲げたり、あるいは折れたりした場合、交換する部品となりますが、サイズ、形状、材質等、メーカーやフレームにより異なり、ディレーラ―ハンガーも数多くの種類があります。
古いフレームや、生産数が少ないフレームの場合など、今回のケースのように、同じディレーラ―ハンガーが入手できない場合も多くございます。