昨年末に導入した大型マシニングセンターOKUMA MB-80V。
このマシニングセンターは最大ストロークX2000mm Y1050mm Z600mmとなっております。
機械にワークを固定し切削加工するわけですが、ワークの大きさや形等によりクランプ方法も様々です。
この機械に大型の精密バイスを6台用意し搭載完了です。
弊社ではアルミの四角いプレート加工が多いので、材料をバイスで固定することが多いのですが、
大型のバイスをセットしてもY軸は400mmまでしか固定できません。
最大ストロークの1050mmを全く生かせませんね。
そこで自社で設計した口金を製造し900mmまで材料固定ができるようになりました。
これ以上は口金が機械に干渉してしまうため、1000mm程度のサイズになるとバイスを下ろしてテーブルに直接材料を固定するしかありませんが、
今度はX軸方向のストロークが犠牲になります。
バイス固定で900x2000mm。テーブル直置き固定で1000x1800mmが最大加工サイズということになりますね。
業務超多忙によりこういった準備が遅れており、なかなかフル稼働とはいかない状況ですがコツコツ進めてまいります。