MTBクロスカントリーのシーズンも開幕ししばらく経ちますが
やっとレース前の恒例、夜錬がスタートしました。
八王子の山奥の信号や車通りの少ない1周10km程度の一般道を3.4周結構一生懸命走ります。
コース中には小さな峠道もあり真っ暗ですが、強力なライトを照らしながら走るんです。
レース前にこれをやっておくと、レースであとひと踏ん張り!ができるんですね。
この日は3人で練習開始。
1周目はウォームアップがてらコースの状況を確認しながら走る訳ですが、峠の下り区間で事件は起こりました。
突然フルサイズの鹿が右から出てきて、先頭を走る仲間が出合い頭に鹿に激突。
前転しながらアスファルトに叩きつけられました。
恐らく40-50kmは出ていたのと、ブレーキを掛ける暇すらなかったタイミングだったので、
体当たりした鹿に簡単に跳ね飛ばされたことになりますね。
幸い自転車はハンドルが曲がった程度でダメージは少なそうですが、当事者は動くのもままならない状態。
その後、痛みが増してきたことや、20時を回っていたので救急車を手配。
たとえ相手が動物だろうと事故扱いとの事で、警察や事故処理班も登場。
現場の状況や自転車の状態を確認し、簡単な聴取も。
こんな所で、こんな時間に、何で自転車に乗ってるんですか?と警察官。
まー、確かに普通ではありませんね。
結局病院で精密検査をしたところ骨盤と肋骨を骨折していたそうです。
車が少ないところなら安全!と思いきやこんな危険が潜んでいるとは。