今回の案件は必要なストロークの割に装置全体の大きさに制限があり、

通常のスライドユニットではスペース的に成り立たないためちょっと面白い直動ユニットを使用しました。

ツバキ ジップチェーンアクチュエーター。

 

※ジップチェーンとは、2本のチェーンがジッパーの様に噛み合い1本の強固な柱状になり、押し・引きができるチェーン。

最大の特徴はストロークに対して90%の低床化が可能なこと。

更にスライド部も2段構造にして省スペース化。アルミプレートの加工品はもちろん社内加工。

更に、天地が逆に設置され高速・高精度位置決めが必要なため、高剛性で極力軽量化されているのが特徴です。

そして先端には回転ステージ+2軸のアームロボットが設置され、この装置本体のXYステージに取り付けられ、計6軸の検査装置となります。

更にこのケーブルキャリア(配線の保護カバー)も今回のために3軸ストレスなく動くものを選択。

 

こういった類の設計製作は「十八番」!

是非ご相談ください。

 



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