測定器


投稿日:2020年11月27日


3次元座標測定器。DURAMAX 精密な機械で作った製品をさらに精密な測定器で測る。 作るだけではなく、品質を保証して出荷します。 弊社のような零細企業にも求められます。                                           生産設備ではないので、直接売り上げをあげません。 しかし品質保証ができるから受注できる仕事も多いです。 零細企業にとっては大きな設備投資ですが自社の価値を維持する大切な設備ですね。 今日も難しそうな製品の検査を行っていました。  

卒業制作


投稿日:2021年2月12日


市内の鋳物屋さんからの紹介で日本工学院八王子専門学校の学生さんから カトラリーの製作相談がありました。 彼女はプロダクトデザイン科で4月からは金型屋さんに就職が決まっているとのこと。 弊社に来社し打ち合わせです。 卒業制作の課題のため締め切りが決まっていることと、予算も限られているので 3Dプリンタでの製作を提案しました。 3Dプリンタで製作するには3Dデータが必要なので学校の設備を使って3Dデータを作成してもらい、 材質による値段の確認後、今回は安価なアルマイドで発注。 2週間後海外から荷物が届きました。 弊社では3Dプリンタの製作品の多くを海外に依頼しています。 価格が国内に比べ圧倒的に安価。 3Dデータを送信して材質を指定すると即座に見積もりが出る。 材質の種類が豊富で、材質毎の精度も明確。 2.3週間で確実に納品される。 で納品された製品がこちら。 なんとカバー?緩衝材?も一緒に出力されている! 私たち切削加工業からすると全くない発想ですね。

ボーリング


投稿日:2021年4月8日


ボーリング。 とてもポピュラーなスポーツですよね。 でもボーリングってボーリング場でないとできない! なのでこれまでボーリングの玉をボーリング場以外で見たことはありませんでした。 そんな玉がナラハラの工場にやってきました。 なんでしょう!この違和感。 詳しい加工内容はNGなんですが、ボーリングの玉にマシニングセンターで切削加工しました。 球体に加工をするのもあまり機会がないのでクランプ用の治具も作りました。 この試作がうまくいくと数10個単位で加工を行うそうです。 工場内がボーリング場みたいな光景になるのかな?

微細加工


投稿日:2021年4月27日


小さい部品。 これも削り出しです。 材質は鉄。 表面は金メッキを施しております。 こちらの加工で難しかったのはバリの処理です。 削った底面にわずかに残るバリがどうにも取れない。 勿論、肉眼では見えないレベルです。 小さいがゆえに手作業がほとんど無効です。 そこを何とかするのも技術力なんですがね。 こんな微細部品も得意です。

メイン設備


投稿日:2021年5月12日


弊社のメイン設備の紹介です。 オークマMB-56VA 立型のマシニングセンターです。 細かい仕様やオプションにもよりますが、おおよそ1500~2000万円位します。 Y軸ストローク560mm。X軸ストローク1050mmで中型機の部類に入ります。 主軸は15000min-1でアルミの高速・高精度加工に特化した仕様になっています。 ツーリングは2面拘束の高剛性仕様ですので、鉄やステンレス等も十分加工可能です。 切削加工で求められるのは精度です。 機械は鉄の固まりでできていて温度変化により熱膨張します。 これが機械の姿勢を狂わせ製品の精度に影響するわけですが、 このマシニングセンターの特徴はサーモフレンドリーという機能が備わっていて、 温度変化による機械の姿勢変化のデータをすでに持っていて、温度変化に合わせて寸法補正 を自動でしてくれます。 10度以内の気温変化であれば精度にほとんど影響が出ません。 機械は0.001mm(1μm)単位で動いています。 弊社では毎日0.01mm単位の寸法コントロールをしています。 3台の同型機が設備されていて連日フル稼働しています。 テーブル上にはマシンバイスが設置されていて長尺物や大きいサイズのワークも加工が可能です。 こちらの機械にはNC円テーブルが設置されていて同時4軸加工も可能です。 主に丸物の側面加工や丸材からの多面加工時に活躍します。 32本の切削工具を取り付けることができます。 社内にはこの3台と、大型・小型のマシニングセンターを設備し、加工内容やサイズ・数量・精度等、 使い分けています。  

100人強の方々が工場見学に!


投稿日:2021年10月19日


弊社は総勢9名の町工場。 当然工場もあまり広くないので10人くらいの方が工場見学にでも来れば身動きが取れなくなってしまいます。 そんな町工場で100名!を超える工場見学を開催しました。 こんな感じです! アレ?誰もいない! 実はオンラインでの工場見学を開催しました。 先ずはスライドで会社概要や事業の説明を30分ほど。 そのあと回線をスマートフォンに切り変えて工場内を案内しました。 当然不都合もたくさんありますね。 見たいところを観れない! 視野が狭い! 音声が聞き取りにくい! 映像がぶれて見にくい! そもそも、工場案内のビデをを製作してみてもらえば? しかし、LIVEならではの臨場感はそれなりに伝わるのでは? 何よりこの狭い工場に100人強の方々に来られたら困ります。近所から苦情きます。 訪問者は自社にいながら(もしくは在宅ワーク中に自宅で)工場見学ができる! オンラインならではのメリットを生かした活動ですね。 新規顧客開拓の営業ツールにはもちろんですが、既存顧客であっても活用機会は多いと思います。 弊社は1拠点ですが、地方や海外に別の拠点のある企業も多いですよね。 そんな別の拠点ともオンラインであれば各拠点の紹介ができる。 もう、可能性しかありませんね! こういった新しい取り組みも積極的にチャレンジしてまいります。

3Dプリント


投稿日:2019年10月3日


3Dプリント部品 ポリアミド(オレンジ) 今やものづくりの手法の一つとなった3Dプリント。 3Dプリンタで部品を作ってみたいけど・・・ どこにお願いすればいいの?材質の種類は?精度は?納期は?3Dデータ作れないし。 見積はとってみたものの、意外に高くて結局これまでと同じ製造方法で。 と、一般的になってきたとはいえ、正直ハードル高いですよね。 弊社では3Dプリントの受託加工も行っています。 社内に3Dプリントの設備はないので協力会社にお願いしますが、   先ず価格は自信あります!   納期は約3週間。材質もかなりの種類が選べます。 3Dデータがあれば当日中に見積回答可能。また、3Dデータの作成もお手伝いできます。 (逆に3Dモデルがないとお見積りできません) 是非、ご相談ください!

50年


投稿日:2022年5月10日


1972年5月1日設立の株式会社ナラハラオートテクニカルは 2022年5月1日 50周年を迎えました。 これまで関わったすべての方々に感謝し、一層の努力・挑戦・変化をしていく所存です。 そして次の50年へ向けてスタートを切りました。 今後ともご支援ご愛顧を賜ります様お願い申し上げます。   株式会社ナラハラオートテクニカル 代表取締役 内野真治    

展示会


投稿日:2019年11月19日


先週、3日間開催された産業交流展2019 3日目は法政大学キャリアデザイン学部の学生5名がブースに立ち、華やか&賑やかな展示会となりました。 皆、明るく積極的な学生たちですがアルバイトで接客業もこなしているため、躊躇せず対応に当たっている姿は、我々営業が苦手な製造業にとっては感心するばかり。 学生たちの協力により効果的なPRができました。     

設備投資


投稿日:2022年6月15日


事業再構築補助金の採択を受け、導入設備の選定や発注を行っています。 弊社としては過去最大規模の設備投資となり、まさに社運を賭けた!というか一緒に心中!といった感じです。 これまで社内の設備では600x1000mm程度のワークサイズが最大でしたが、このマシニングセンターは1000x2000mmまで 加工範囲が広がり、これまでできなかった加工ができる。 =これまでお付き合いのなかった顧客とつながるきっかけとなります。 楽しみです! しかし、本音は不安100%です! リスクのある設備投資をどうして行うのでしょうか? 今の設備で今現在は何とかやっていけてます。今は、、、 これは数年前にリスクを冒して設備投資をしたからです。 5年10年先を考えた時、今の設備だけでは競争力を失っていることでしょう。 次世代のためにもうひと頑張り!   結局、楽にはなりません、、、