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医療機器、産業機器、検査装置などの製品開発、機械設計、試作開発を承ります。当社は創業当時より機械設計と部品加工の両部門の連携による製造の最適化を目指しております。
仕様検討、デザイン、機械設計、部品製作、購入部品調達、試作製造、組立調整、設置、メンテナンスといった製品開発の一連の流れに対応いたします。ポンチ絵しかない、漠然とこんな装置が欲しいという段階から、お気軽にご相談ください。
実績
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デジタルマイクロスコープの一次試作品
カメラ、モニター、LED照明等主要購入部品は顧客から御支給いただき、サイズ、重量、スイッチ位置、操作方法等決められている仕様を基に、メカ設計として、初期構想検討→3Dモデリング→詳細設計→図面作成→部品加工(手配)→部品検査→組立調整→動作確認という完成までの一連の開発プロセスを受託。筐体の外観を特に重視したいとのご依頼で、メカ設計と同時にインダストリアルデザイン含めての案件です。
素材のアルミ部品の特徴を生かしつつ、手に触れる部分は、角が丸く指の挟み込み等のリスクも考慮し、誰もが親しみを覚えるような外観デザインとカラーリングとしました。
上部のカメラとモニターを取付けるブラケット、筐体上面のプレートはアルミ切削加工部品を使用し、筐体は、アルミ板金部品、アルミ押出材等を組み合わせて使用、内部の電気部品等を取付けるブラケット類はアルミ板金部品を使用。 製品サイズ 265×250×435mm
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アルミプレート(800×600×t25)の構造解析
荷重による変位を最小限に収めるべく、強度に優れるA7075材(ジュラルミン)を使用する計画を進めましたが、高価な為、より一般的で安価なA5052材を使用した場合、材料の違いによる変位量にどのくらいの差があるのかを、3D CAD SOLIDWORKSの強度解析シミュレーション機能を用いて確認。(材料価格A7075材はA5052材の約2.8倍)
800×600×t25(質量約30kg)アルミプレートの想定する場所に約60kgの荷重が加わった場合、材料の違いによる最大変位の差は僅か0.001mm(最大変位A7075:0.029/A5052 0.030)である事を確認。変位量の差が少ない為、より安価なA5052での製作を決定。 部品寸法 800×600×t20 (質量 約30kg)