最近注目されている設計手法の一つ、ジェネレーティブデザイン。
※ジェネレーティブ デザインとは。
デザイナーやエンジニアは、設計目標とともに機能、空間条件、材料、製造方法、コストの制約などのパラメーターをジェネレーティブ デザイン ソフトウェアに入力、ソフトウェアは可能性のあるソリューションをすべて見つけ出し、設計案をすばやく生成します。
とありますが、要はコンピューターに設計をさせる、ということです。
出力されたデザインはその形状から、3Dプリンタや鋳造で成型するのが一般的ですが、精度や強度、材質など、、、切削加工での製造も注目されています。
切削加工で作ったジェネレーティブデザインのサンプル。(A5052 40x150x150mm) autodesk fusion360
弊社の設備は3軸の縦型マシニングセンターですので、様々な制約をクリアーするためのデータ修正を行い削り出しています。
このデザイン手法を自社の商品開発に使えないか?と始めたのがこちらです。
ジェネレーティブデザインiphoneケース。
iphoneが落下したとき、4隅からスマホ中心部に力が加わったことを想定してパラメーターを設定し生成されたデザインです。
全く新しいコンセプトの商品になりそうな予感が!
まだまだ製品として販売するには至りませんが、こんなことに取り組んでいるときが一番楽しいし、一番成長できてる!